こんにちは、ケチャッピーです。
仕事をしているといつもため息をついている人、そうでない人がいます。
自分も1年目は毎日ためを息ついてました。毎日6時に出社して、退社するのが20時半~21時。与えられたことをこなし、特に何も考えず業務を終わらし疲れて寝る、そんな生活でした。変化のない単調な生活。。。
段々と出勤するのが嫌になってきた。
これは、今となっては失敗だったなあと思うのですが、給料を自給換算してしまったのがいけなかった。具体的には書きませんが、高校生のアルバイトより稼げていないくらい。1日あたり15時間労働してこれだけだから、逆算すると。。
・大企業に入ったは良いけど、肉体的にも精神的にも疲弊してこの程度の給料しかもらえないのか。。
・そもそも、こんなことしたかったのか。
等と、自分の気持ちの中にある、「仕事に行くのが嫌だ」という気持ちを度外視して、外的要因や、過去の自分の否定を始めてしまいました。
仕事ができる人は運が良いに違いない、自分の与えられたポジションでは能力を十分に発揮できない。大学時代にもっと考えて就職先を選べばよかった。
自分の中ではよく考えたつもりだった。食品関係の会社に行きたかったのは後にも先にも本当やし、もし仮に飽きたときにグループ会社に異動願いを出せば良い、家賃もめちゃめちゃ出る。
そこまで調べて入った会社なのに。。。
会社に対する自分の考えがそうなってきたら、もう落ちていくスピードはすごかったです。
自殺しようかと思うまでに
ルート営業になり、自分の担当をもって1か月。起きてから激しい吐き気に襲われて、便器に顔を突っ込んだまま動けないという状態になった。
この週はお盆前の繁忙期で、「ここを乗り切れば、地元ののみんなに会える」それが、自分のエネルギー源となり、頑張って耐えていたが、ついに緊張の糸が切れてしまったらしい。
平静を装っていたが、心は追いついていなかった。
その日は有給をとり、支店の方々にサポートしていただいたお陰でなんとかなった。誰一人として、僕のことを責める人はおらず、心配してくれた。それが今ちゃんと会社に残って仕事をできている一番大きな理由だと思う。
ベッドで横になり点滴を打ちながら、病院の先生に「精神的な疲れだね」と言われたときは無理せずにもっと自分のことをいたわってあげようと思った。
地元から勤務先近くへ引っ越す前に、いろんな人に
「体にだけは気をつけて」
そう言われていたはずなのに、こうなるまで自分を知らず知らずのうちに追い込んでしまっていたらしい。
その後、しばらくして第二波が訪れ、今度は
「階段から転がり落ちたら、骨折してしばらく出社しなくてもすむのでは?」
「今、もたれている窓が割れたら、落ちて死ぬ?」
とりあえず、この世から消えてしまう事ばかり考えて生きていました。
土日も、心療内科に電話して、
「平日じゃないと、常勤の先生はいないです。鬱っぽい症状を和らげていくには複数回同じ先生に診てもらう必要があります。だから常勤の先生でないと。。。。」
そこで電話切ったりした。
「病院に行くから仕事休みます。」なんてただでさえ会社のみんなに心配されているのに、とても言えなかった。親にも言えなかった。とにかく心配かけたくなかった。ひとりで抱え込んでいたことはすごく辛かった。
解決したのは自分自身だった。
とはいうものの、最終的には自分で殻を破った。
僕は日々
- 他人にどう思われているか
- 同期はすでに結果を残している。
- 自分がいることで周りの人間にマイナスの影響を与えているのでは?
こんなことばかり考えていた。
毎日、まわりの目が気になった。
けどそれは、妄想にしか過ぎなかった。
自分が考えているより周りの人は自分のことを見ていない。
本の一節に助けられた。自分が悩みに悩んでいる事ってこんなちょっとしたキッカケで変わる。
だから僕が言いたいこととしては、悩んだり腐ったりしたら本を読んでほしいです。
スマホも何もなかった時代、今よりも体感時間はずっと長かったはず。そんな中で、先人たちははるかに僕たちよりも悩んでいると思いますので。
その一説に助けられて以来、まず吐き気はするけど、
出勤すればとりあえずオッケーというルールを作った。
毎月のノルマの数字とかはあるけど。自分が何歳まで生きていられるかという事のほうが大事なので、とりあえず出勤。仕事は、本当に与えられたことをキチンと確認しつつミスなく終わらす。
この小さな積み重ねを行い、少しずつ自分に自信をつけて、積み上げて積み上げて殻を破った。
そして、一年間育った土地を離れる時、
「成長したな」
「良い意味で、図太くなったな」
「良いぞ、そのままでいけ」
等と社内で支店長に言っていただいた時、あの時腐らずに本当に良かったと思った。
この記事を読んで、立ち止まっている人の助けになれば幸いです。マイナスをプラスにという、よくある話ですけど、僕が実際に体験した話。
けど、こうやって復活したのは、人に恵まれたからというのが一番大きい。
言葉には出さないが陰ながら心配してくれてた人、メンターの先輩。この人たちがいなかったら終わってた。「仕事」というものに対して悪い印象を持ったまま転職し、同じ様な理由で転職し続けていたかもしれません。
でも現代社会には、誰しもが人に恵まれているわけではない。だから、もう無理と思ったらまずは気ごころの知れた人に相談することを忘れないでください。
こんなこと言ったら笑われるかも。。と心配される方は、
本気の相談を笑うやつは切り捨てていい。
この考えで、本当に信用できる人を大切にしてください。
まとめ
- 悩んだり腐ったりしたら本を読む!
- ハードルを下げまくったルール設定。
- 無理と思ったらすぐ相談。
- 信用できる人を大切に。
辛いときは、ちょっと立ち止まっても良い。回復してきたらまた、頑張れば良い。